神奈川県内にある自然の美しい人気樹木葬スポットをご紹介!

樹木葬に使われる木の種類にはどのようなものがあるか?

樹木葬に使われる木の種類にはどのようなものがあるか?

自らの死をどのような形で送ってもらいたいかという問いに対して近年圧倒的に増えて来たのが自然葬です。
後継者問題や土地や経費などさまざまな社会問題も踏まえての回答なのですが、死生観に変化が見られつつあることも確かです。
樹木葬に対する想い入れは故人にも遺族にも強いものがあり、できれば木の栄養素となり、花を咲かせる手助けをしたいと好みの美しい花を咲かせる木を選ぶ方も少なくありません。
さまざまな木が樹木葬に用いられ、花を咲かせ、実となり美しく紅葉し、はかなく落葉し、そしてまた翌年花を咲かせるというサイクルを生きています。

 

日本で最初の樹木葬

日本で最初に樹木葬を行ったのは岩手県一関市の祥雲寺です。
宗教法人ならではの深い死生観と経験、里山の再生、自然保護というはっきりとしたコンセプトの元に行われた樹木葬は多くの人の賛同を得ました。
使用された木はヤマツツジ、その山の在来種であり、今なお違和感なく里山の景観を彩る花を咲かせ続けています。
日本原産のヤマツツジは全国の里山に分布し、多くの人の原風景のひとつとして記憶の片隅に残っているはずです。
花言葉は燃える想い、努力、まさに樹木葬の先陣を切るにふさわしい木といえます。

 

落葉樹が多い理由

一関市のヤマツツジに倣うわけではないのでしょうが、樹木葬に使用される木は落葉低木が多い傾向にあります。
あまり大きくならない方が管理しやすいことはもちろん、落葉し、芽吹き、花を咲かせ結実する一年のサイクルによって故人への想いに抑揚を効かせ、偲ぶ気持ちをいつまでもつなぎ止めておけることも理由のひとつです。
花や実に転生を思う方も少なくありません。

 

桜の樹の下に

もっとも人気が高いのがです。
樹木葬人気樹種というランキングがあるとすれば、圧倒的な得票数を獲得することは誰の目にも明らかです。
小説や映画の題材として、卒業や進学にまつわる別れと出逢いの象徴として桜ほど日本人の生活の中に浸透している木は他に在りません。
花の艶やかさと儚く散るさまは日本人の死生観をくすぐり続け、江戸時代の武士の潔さと重ね合わされることもしばしばで、戦時中の無謀な戦略に利用されたことさえありました。
桜の樹は時代に関係なく春になると美しい花を咲かせます。
梶井基次郎の小説「桜の樹の下には」、あるいは坂口安吾の「桜の森の満開の下」などの名作に語られてきたように、多くの方が桜の樹の下に納骨を希望するような時代になりました。

 

里山型樹木葬と公園型樹木葬

樹木葬は自然葬の中でも散骨と異なり、霊園として定められた場所に納骨、あるいは散骨することが義務付けられています。
樹木葬を扱う霊園のタイプは2種類あり、里山タイプと自治体などが運営する公園タイプです。
それぞれの霊園によって納骨方法や樹種の選択も異なりますが、里山タイプの霊園では個人葬としてお一人のお骨に対して1本の木、公園型の霊園では1本のシンボルツリーの周りに納骨していく方法が一般的です。
公園型では個別に埋葬する場合と合葬する場合があります。

 

樹木葬によく用いられる木

樹木葬に好まれる樹種は管理しやすく育ちやすいことなどが前提で、さらに花や実の美しさや名前の音感の良さなどから選ばれる傾向にあります。
もちろん、場所によっては在来樹種に悪影響を及ぼすことから樹木葬に用いることのできない樹種もあります。
あらかじめ自治体や霊園に問い合わせておく必要があります。
花水木(ハナミズキ)や百日紅(サルスベリ)などは名と花の美しさ、街路樹などに用いられるほどの強さなどから樹木葬に適した木として多く用いられてきました。
薔薇(バラ)や紫陽花(アジサイ)を花と認識されている方も多いのですが、立派な落葉低木として樹木葬の人気樹種のひとつとなっています。
いずれにせよ、地域や環境によって育つ樹種も限られてきますし、それぞれの霊園によって規制もあるのでリサーチが必要です。